目次
この記事でわかること
- WordPressで地図に複数の「店舗」情報を表示する方法
- CSVファイルを使って一括登録・管理する方法
- ユーザーが住所・エリア・支店などで検索できる機能の実現方法
- 飲食、美容、医療、不動産など多業種で活用できるおすすめプラグインの比較
なぜ今「地図×店舗検索」が求められているのか?【店舗マップ導入のメリット】
ユーザーニーズ
- 「近くの店舗を知りたい」モバイルユーザーの増加
- 住所や支店名で探せることが、問い合わせ・来店率UPに直結
- 地域密着型ビジネスにとっては「店舗検索ページ」が集客導線に
導入シーンの例(SEOキーワード対策)
- 飲食チェーンやカフェの支店一覧ページ → 「○○市 カフェ 支店」で上位表示
- 美容室・クリニック・整体院の店舗検索 → 「エリア+業種」での検索対策
- 不動産会社の営業拠点紹介 → 「○○市 モデルルーム 地図」などのニーズ対応
WordPressで「店舗検索付きマップ」を作るための必須機能とは?
- Google MapsまたはOpenStreetMapを使った地図表示
- Excel感覚でCSVインポートができる機能
- 支店や都道府県などの条件で店舗を絞り込むフィルター機能
- 「現在地周辺から探す」機能でモバイルユーザーに対応
- スマホでもストレスなく見られるレスポンシブ設計
店舗検索マップを実現する!おすすめプラグイン5選【目的別に解説】
▶ どのプラグインを選べばいい?判断基準まとめ
- 地図タイプ(Google Maps or OSM)
- コスト(無料 / 有料)
- CSVインポートのしやすさ
- 支店フィルターの有無
- 導入実績・サポート対応
1. DocoDoco Store Locator(完全無料・日本語対応)
- 日本企業が開発した店舗検索プラグイン。WordPress公式プラグインとして提供。
- 店舗情報はCSVで一括登録可能。
- IP位置情報(どこどこJP)により現在地に近い店舗を自動表示可能。
- キーワード検索のみ対応。カテゴリによる支店・エリア絞り込みは未対応。
- Google Maps APIキーが必要。
- → 【おすすめ】支店数が少なく、手軽に始めたいローカルビジネスに最適。
2. WP Store Locator(業界実績あり・CSVは有料アドオン)
- 5万サイト以上で導入されている定番プラグイン。
- Google Maps対応、カテゴリ(支店や地域)による絞り込みが可能。
- 現在地や半径指定による検索に対応。
- 無料で導入可能だが、CSVインポート機能は有料アドオン($39)で提供。
- → 【おすすめ】支店・エリアでの検索性を重視する中規模以上の企業向け。
3. WP Go Maps(Google/OSM両対応・拡張性◎)
- Google MapsまたはOpenStreetMapを選択可能。OSM利用ならAPIキー不要。
- Pro版($39.99〜)でCSVインポート、カテゴリフィルタ、複数マップ作成が可能。
- ブロックエディターやページビルダーとも連携しやすく、表示の柔軟性が高い。
- 無料版でも基本的なマップ機能は使用可能。
- → 【おすすめ】地図のカスタマイズ性を重視し、API費用を抑えたい事業者向け。
4. Agile Store Locator(高機能・支店別対応も完備)
- CodeCanyonで販売。$59でCSVインポート、支店・エリア別カテゴリ管理が可能。
- クラスタ表示・検索ウィジェット・詳細ページ自動生成など機能豊富。
- 多言語対応(日本語含む)で、レスポンシブデザイン・高速表示にも対応。
- → 【おすすめ】デザインや機能性にこだわりたい中〜大規模な多拠点ビジネス向け。
5. Store Locator for Google Sheets(APIキー不要・完全無料)
- Googleスプレッドシートと連携し、Mapboxベースの地図に店舗を表示。
- シートの列名(例:都道府県、支店名)を自動で検索フィルターとして認識。
- CSVの代わりにGoogleシートへ直接貼り付けで一括管理可能。
- プラグイン本体もMapbox APIも無料利用枠で運用可能。
- → 【おすすめ】データ管理をクラウドベースで完結させたい人に最適。
目的別に選ぶ!あなたに最適な店舗検索プラグインは?【比較表付き】
プラグイン名 | 地図表示 | CSV対応 | 支店/地域フィルタ | 現在地検索 | モバイル対応 | 価格帯 |
---|---|---|---|---|---|---|
DocoDoco | ○ | △(キーワード検索) | ○ | ◎ | 無料 | |
WP Store Locator | △(有料) | ◎(カテゴリ) | ◎ | ◎ | 無料+拡張 | |
WP Go Maps | Google/OSM | ○(Pro) | ◎(Pro) | ◎ | ◎ | 無料/有料 |
Agile Store Locator | ◎ | ◎(複数条件) | ◎ | ◎ | 有料 | |
Sheets型 | Mapbox | ○ | ◎(列名ベース) | ◎ | ◎ | 無料 |
CSVインポートの流れと使い方(簡単ステップでOK)
既存のExcelや店舗一覧を活用(CSV対応がカギ)
- 店舗名、住所、電話番号、支店名などの項目を準備
- プラグインが提供するサンプルCSVに合わせて整形
カテゴリ分けで支店検索も可能に
- 管轄支店や都道府県を「カテゴリ」として登録(※対応プラグインのみ)
- ドロップダウンUIやタグ絞り込みでユーザーが直感的に探せる
店舗検索マップで期待できるSEO・集客効果
- 「エリア+業種」でのロングテールSEO対策に有効(例:「広島市 美容院 支店一覧」)
- 地図検索ページのUX改善による滞在時間アップ
- モバイル検索対応による来店促進効果
- 店舗個別ページへの導線強化(詳細ページ生成機能の活用)
- Googleマップ経由でのナビ機能や位置情報SEOとの連携も可能
よくある質問(FAQ)【SEO流入を意識】
- CSVでの一括登録は難しいですか?
-
多くのプラグインがテンプレートを用意しており、Excel感覚で入力すれば簡単です。
- 地図を表示するのに費用はかかりますか?
-
Google Mapsは一定量を超えると料金が発生します。MapboxやOpenStreetMapを使えば無料枠で十分な場合が多いです。
- Google Mapsを使わなくてもできますか?
-
はい。WP Go Maps(OSM対応)やStore Locator for Sheets(Mapbox)などGoogle依存なしで導入可能です。
- 店舗数が多いと表示が重くなりますか?
-
AgileやWP Store Locatorなどクラスタリング対応のプラグインなら、大量のマーカーでも軽快に動作します。
- どのプラグインを選べばいいか迷った場合は?
-
以下の「まとめ」や「無料相談」セクションを参考にしてください。目的別にぴったりのプラグインをご案内しています。
まとめ|店舗数・地図の種類・操作性から最適な選択を
- 簡単導入・日本語対応重視:DocoDoco / Sheets型
- カテゴリ・支店絞り込みしたい方:WP Store Locator / Agile Store Locator
- Google Mapsを使わずに構築したい方:WP Go Maps(OSM) / Sheets型
- 見た目・機能性・高機能を重視:Agile Store Locator
▶ プラグイン選びに迷ったら、以下の「無料相談」をご活用ください。
導入に不安がある方へ【無料相談受付中】
弊社では、WordPressでの店舗検索マップ導入をサポートしています。
プラグインの初期設定やCSV整備、デザイン調整まで対応可能。
「店舗一覧ページを地図で見せたい」「支店別検索を導入したい」など、目的に応じて最適な構成をご提案します。